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東京都は、2005年度から初任者研修を終えた若手教員を対象とする研修制度をスタートさせ、2006年度にはリーダーになる教員を育てるために「東京教師道場」を開設した。すでに多様な研修制度を整えていた東京都がなぜ新たな制度に着手したのか、東京都教職員研修センター企画部企画課の守屋一幸課長に話をうかがった。
教員の大量退職時期を迎え
若手や中堅の役割が高まる
東京都は、全校種合わせると約5万9000人、高校だけでも約1万人の教員を擁している。その教員の研修で中核的役割を担っているのが、東京都教職員研修センターだ。
同センターは、10年経験者研修を実施し始めた2003年度に研修体系を全面的に改定しているが、その後も見直しを進め、「2・3年次授業研究」「4年次授業観察」「東京教師道場」という新たな研修制度を設けた。矢継ぎ早に新機軸を打ち出している理由を守屋課長は次のように説明する。
「研修体系の骨格は2003年度に改定したものと変わってはいませんが、そこに『2・3年次授業研究』『4年次授業観察』『東京教師道場』という新たな研修制度を加えました。その背景としては、これから教員の大量退職の時期を迎え、若手教員、中堅教員の役割がこれまで以上に重要になってくることがあります。
若手教員については、初任者あるいは2〜3年目の教員であっても即戦力として充実した授業をしてもらわないといけない。また、中堅教員については、ベテラン教員がたくさん退職するなかで中核となる教員になってもらう必要があります。そこで、若手教員の授業力を高めるために2・3年次授業研究と4年次授業観察を必修研修として制度化し、各学校の授業力向上の中核となるリーダーを養成するために東京教師道場を開設したのです」
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