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インターンシップ体験を人生の糧に
課題探求型学習につなぐ工夫をしたい
インターンシップの大きなねらいである「職業について理解を深め、進路目標を明確にすること」はある程度達成できていると感じますが、さらに一歩すすめ、「職業や学問への興味・関心を通して課題探求型学習を推進する」という狙いについては、課題に感じています。
インターンシップでの体験を、その後の面接や小論文の題材とする生徒も多いのですが、レポート報告会とお礼状ですべて終わってしまう生徒もいます。インターンシップを体験したことで、何かを深く突き詰めていく、それが学問探究につながっていく、そんな次への深い動機付けとなる工夫をこれから模索していけたらと思います。
インターンシップの体験を活かし
入試の小論文や面接対策に役立てる指導の定着をめざす
本校生徒の大学等の入試状況は、推薦入試による進学決定者が7割弱と高く、小論文や面接指導の必要性はますます高くなる傾向にあります。本校が実践してきた体験的学習とそれを活かす進路指導をさらに定着させていきたいですね。
そして究極は白根の卒業生は高校卒業10年後には希望の進路を実現している、希望の定職に就いていることが望みです。
県の「知のパイオニア推進事業」の推進モデル校の指定を受け
「確かな学力」の向上にも取り組む
なお、山梨県教育委員会では2004年度から3か年計画で「知のパイオニア推進事業」を立ち上げ、「確かな学力」向上推進事業に取り組みました。本校はその推進モデル校として県内の6校の1つとして指定を受けました。そこでいろいろな活動を取り込みつつ、シラバスの工夫と改善、家庭学習課題の充実、評価の工夫、個別指導の徹底、授業観察等による教師の授業力向上などの研究課題に取り組みました。
また個別指導が必要とされる場面では、教科や学年の枠を超えて全職員でその指導に当たる必要があり、その1つの表れが小論文指導体制につながっています。因みに、インターンシップは、知のパイオニアとは別のプロジェクトです。たまたま同年にスタートしたので、知のパイオニアの一部として、各教科指導と同じように課題を持って取り組みました。
「朝の10分間読書」で集中力も養い、
体験から自分を的確に表現できる自己表現能力の育成に努める
なお本校では、従来から「朝の10分間読書」といった試みも行っています。かつては朝からざわついた雰囲気もありましたが、この取り組みで集中力がついた、教室が落ち着いたと感じ、本を読むことに抵抗感がなくなってきた生徒が多く見受けられます。
今後もインターンシップと小論文指導、朝の読書などをうまく連動させて、体験から自分を的確に表現できる自己表現能力の育成に努めたいですね。インターンシップでは不況の中で就職は厳しいなどの現実も見ますが、逆に大変な状況を跳ね返せるくらい強い動機を得る生徒もいます。そういう意味で、やる価値は十分あると感じています。
これからも白根高校の特徴の1つとして、教員が一体となってインターンシップを核としたキャリア教育に真摯に取り組み、生徒の人生の糧となる機会を与えていきたいと思います。
■山梨県立白根高等学校
http://www.shirane-hs.kai.ed.jp/
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