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稲刈り体験学習で自然に触れあい、
主食としての「米」を考える



千葉県立岬高等学校

2009-09-14UP

 千葉県いすみ市にある県立岬高等学校(岡崎建一校長、生徒数327名)の園芸科1年生40名は、9月2日(水)に「稲刈り体験学習」を行った。

 この体験学習は、近隣で大規模に稲作農業を経営している(有)増田ライスファームの理解と協力を得て、園芸科1年生40名に農業をより正しく理解させる一環として毎年行っているもの。

 地域農家のお母さんの会である「アグリライフいすみ」の会員を事前指導の講師として、前日の午前11時より、種蒔き(たねまき)から籾摺り(もみすり)、出荷までの「米づくり」の実際から大切な食糧である米にかかわるさまざまな話題について、スライドを使って説明が行われた。また、夷隅農林振興センターの所員から、(有)増田ライスファームが行っている会社組織による大規模農業経営について詳しい説明を受けた。

 当日は、午前9時から岡崎校長と増田社長のあいさつのあと、コンバイン操作の再度の説明と社員による稲刈りデモンストレーションを行った後、生徒一人ひとりが社員の指導を受けながら、6条刈りの大型コンバインで稲刈りを体験した。一般の稲作農家が利用するコンバインは2〜3条刈りが多く、6条刈りは非常に大型である。コンバインに乗らない間、生徒は、農業実習で使い慣れた鎌で農道や畦(あぜ)の草刈りを行った。

 園芸科に入学する生徒の多くは農家でない家庭がほとんどであり、農家の子でも専業農家より兼業農家が多い。農家の子といっても、家の手伝いで鎌やコンバインを使う生徒はほとんどいない。そのため、園芸科教員は、1年生に農業の重要性と楽しさ等を理解させるため農場での実習をより多く体験させるとともに、5月の演習林作業、9月の稲刈り体験、10月の地域農業視察と食文化伝承体験(太巻き寿司づくり)などの農業体験を積極的に行っている。

 担当教諭は、「今まで経験したことのない稲刈りをすることで、普段何気なく食べている米の素晴らしさ、米づくりの大変さを理解し、命の源となる食糧の重要性・有用性を、身をもって知り、食糧と食生活を大切にする生徒になってほしいと考えている」と話している。


■千葉県立岬高等学校
http://www.chiba-c.ed.jp/chb-misaki-h/