ドリコムアイ.net…高校生の進路と教育を考えるWebマガジン
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銀行の仲介で地域のニーズを発掘


聖学院大学

2009-12-07UP

 聖学院大学(埼玉・上尾市)は、2009年11月30日、埼玉りそな銀行と「産学連携協力に関する覚書」を締結した。この提携は、聖学院大学が擁する教育・研究力を地域経済の発展と活性化に役立たせようというもので、埼玉県下に多くの取引企業をかかえる埼玉りそな銀行のネットワークを使うことで、埋もれがちな地域中小企業のニーズを発掘し、大学の知的・人的資源とのジョイントをめざす。

 従来、大学・企業間の産学連携は、主に理学・工学系領域と製造業を中心とした開発・研究部門で行われてきたが、経済活動のグローバル化や情報化、少子高齢化など取り巻く環境の変化にともない、組織内の人間関係の構築や人材育成プログラムの見直しなど、業種を越えた課題に頭を悩ませる企業は少なくない。

 聖学院大学は、1903年設立の聖学院神学校を母体に、1988年の開学。政治経済学部、人文学部、人間福祉学部の3学部を擁し、キリスト教の教えをもとにした人格教育に定評がある。すでに地域の活性化にむけて学生のアイデアを生かした提案を行ってきたほか、住宅メーカーや福祉器具・用品メーカーとの共同研究に実績がある。また、早くから児童英語教育の指導者育成に取り組むなど、グローバリゼーションに舵を切った企業の語学教育や国際交流の支援活動も期待される。

 中小には、新卒者採用のあり方を模索する企業も多いことから、この連携をきっかけに学生と企業の交流が進むことへの期待もある。

 埼玉りそな銀行は、とくに県下の中小企業やベンチャー企業、個人経営主と大学の産学連携の仲介に積極的で、2004年の埼玉大学を皮切りに、埼玉県にキャンパスをもつ大学と産学連携協力の覚書を提携。聖学院大学は10校目の提携となる。


■聖学院大学
http://www.seigakuin.jp/



▲覚書に調印した聖学院大学・阿久戸光晴学長(左)と埼玉りそな銀行・上條正仁社長