|
帯広畜産大学の広大な農場(約120ヘクタール)で研究用に飼育している乳牛から搾ったミルクを原料にしている。約170頭の乳牛は、完全自給飼料による牛乳生産を目指している。
地元で採れたおいしい飼料や草を食べさせ、健康に気を配って育てているので、上質のミルクが生産される。65℃の低温で殺菌するため、生乳に近い味と香りがある。季節によって、風味が変わるのも特徴。
帯広畜産大学の畜産フィールド科学センターは、牧草やトウモロコシを主体に粗飼料を完全自給し、乳用子牛の生産から搾乳牛の飼育、そして生乳生産から乳製品の加工処理・販売までの一貫した酪農特化型モデル農場。学内共同利用施設として、農場・精密圃場・肥育牛舎・肉畜処理施設・食肉加工実習工場・農業機械実習研究施設を統合し、農畜産・獣医学のフィールド実践教育と応用的基盤研究の拠点になっている。
大学公認のユニークな部活
「うしぶ」
部員の活動の中心は、「畜大牛乳」として市販するための“乳搾り”。代々おいしい牛乳を搾るための技を、下級生に受け継いでいる。その1つが、牛にストレスを与えないようにする“素早い乳搾り”。1年生には、搾乳機を付け終わる迄の時間をストップウォッチで計測する特訓が行われる。
また、牛の体の美しさを競う品評会への出品も毎年の課題。そのための調教も欠かせない。部活動がきっかけで酪農家になった卒業生も多い。
|
|



■帯広畜産大学
本部=北海道帯広市稲田町。1949年設置。国立大学。
http://www.obihiro.ac.jp/
|